Dramatic Railway

阪神電車 Key Words(車両編)

ちょっと気になる阪神用語を順不同で解説してみました。 
ジェットカー【じぇっとかー】 阪神が誇る高加減速の普通系車両。駅間距離の短い線形で優等列車を先行し、
待避設備のある駅ですばやく緩急接続を行うために開発されました。
赤胴車【あかどうしゃ】 急行系通勤車の標準形として登場した3501形は、クリームとバーミリオンのツートン
でした。これが当時の人気漫画赤胴鈴之助の赤胴をイメージさせたことから赤胴車
と呼ばれ、以後9000系登場まで急行系列の標準塗色として親しまれてきました。
⇔青胴車(5000系を主とする普通系車両)
R車【あーるしゃ】 赤胴車の増備車である3521形は、車体裾のRが省略され、中間車の台車も旧型車
の台車(ボールドウイン)が流用されるなど、製造コストの低減が図られ、車内も乗務
員室直後の客用シートが省略されたラッシュ対策車両でした。(R=rushの意味)
3V車【さんぶいしゃ】 VVVF制御車両のこと。阪神では9000系ではじめて採用されました
金魚鉢【きんぎょばち】 今はなき併用軌道線の71形、91形、201形は、流線形のなだらかな輪郭と屋根
のふちまでいっぱいに設けられた大きな側窓が特徴でした。このため乗客がまるで
金魚鉢の中にいる金魚のように見えたことから、このニックネームがつけられました
喫茶店【きっさてん】 851形、861形、881形の貫通扉は縦長のガラスが入った折り戸で、真鍮製の手すり
が斜めに2本付いていました。このような形状は、当時の喫茶店のドアによく用いられて
いたことから、このニックネームがつけられました。
アマガエル【あまがえる】 初代5001形の俗称。登場時は何かと尼崎車庫へ入庫することが多く、アマ(尼崎)へ
カエル(帰る)→尼帰る(アマガエル)と皮肉られたのでした。塗色にグリーンが使われ
ていたこともカエルをイメージさせる一因であったようです
○系【まるけい】 3011形の運輸部内呼称。
3011形の改造車である3561形は、○改【まるかい】と呼ばれていました。
□系【かくけい】 3501形以降の急行系車両の運輸部内呼称。
折妻を基本とする前面形状が標準となったことにより、現在でも使われています。
J系【じぇいけい】 普通系車両の運輸部内呼称。
Jは、言うまでもなくJet-carの頭文字ですね。
Yゲル【わいげる】 併用軌道線車両の集電装置。Y型の支柱にシューを取付けた珍しい形状でした。
Yゲルとは、Y型ビューゲルを略したものと思われます。
列選【れっせん】 列車種類選別装置の略
阪神では、東芝製を採用しており、接近放送や踏切のコントロールなどを行っています。
浜側【はまがわ】 進行方向を大阪向とした時の右側のこと。
⇔山側【やまがわ】
前垂れ【まえだれ】 運行標識のこと。
トラ板【とらばん】 甲子園球場の野球観客輸送時、ノンストップ特急に掲出されていたタイガースマークの
ついた運行標識。阪神なんば線開業後は、尼崎にも停車するようになったため、ノンスト
ップの表記はなくなったものの、2000系で運用される時に使用されています。
ボール板【ぼーるばん】 甲子園球場の復路輸送時に掲出される、ボールをデザインした副標。
P/1、C/2、FB/3、SB/4、TB/5、SS/6…PH/10〜12など。
FBはファーストベース、SSはショートストップと、選手のポジションにちなんだものと
なっています。
知らせ灯【しらせとう】 運転台にある、側扉がすべて閉まっていることを知らせる表示灯のことで、8011形以降に
製造された車両では、「戸閉灯」に改められています。
アミ電【あみでん】 甲子園線の納涼電車として登場した121形は、夏場は網状の腰板とウインドウレス、
冬場は鋼板製の腰板とサッシを取り付けるという画期的な車両でした。
夏場の特異なスタイルは「アミ電」という愛称で親しまれていました。
ラインデリア【らいんでりあ】 7801形第4次車ではじめて採用された通風装置。屋根全体を覆うモニターが特徴で、
3011形の改造車(3561形)も冷房化前の一時期、同様のスタイルでした。
なお、冷房用ファンとして天井に取り付けられているのは、「ラインフローファン」であり、
少々混同しやすいのでご注意を。
ビバーチェオレンジ    1000系、9000系(更新車)に使用されているオレンジ色
プレストオレンジ×シルキーベージュ 9300系、8000系(更新車)の外板塗色
アレグロブルー×シルキーグレー 5500系、5550系の外板塗色
クリーム×バーミリオン 2000系、8000系等の外板塗色(いわゆる「赤胴」)
クリーム×ウルトラマリンブルー 5000系等の外板塗装色(いわゆる「青胴」) 
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